エンサイ

 

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①作物特性

エンサイはヒルガオ科サツマイモ属のつる性の野菜で、茎を切ってみると中が空洞になっていることから空芯菜とも呼ばれて中華料理の食材によく利用されています。25℃以上の高温、多湿を好み、熱帯地域では重要な野菜ですから、日本の夏の盛りでも旺盛に生育し、夏場の貴重な葉野菜となっています。10℃以下では生育は止まり、霜に当たると枯れてしまいますが、夏から秋にかけて栄養状態が良ければつるはどんどん伸びますから、畑はある程度余裕を持っておいた方が良いでしょう。

②畑の準備

一般的には1㎡当たり、堆肥2㎏、苦土石灰100g、化成肥料70gを施し、うねを立てます。うね幅は90cm位、高さは10cm位が適当です。水が溜まらないようにうねは平らに作ります。

③タネまき

エンサイのタネは硬いのでタネまき前日にタネを水に浸しておいてからまくと良いでしょう。遅霜の恐れがなくなってから畑に直接まきます。1カ所に3~4粒をまきます。

タネまき後、薄く土をかけて軽く鎮圧し、土を固めない程度にていねいに水をやります。芽が出るまではタネが流れないようにジョウロを使ってていねいに水をやりましょう。

④間引き

発芽してきたら生育に応じて間引きをし、本葉3枚頃までに生育の良いものを1~2本にします。

間引きに際、残す株の根を傷めないようにします。根元をハサミ等で切るのもよいでしょう。

⑤管理・追肥

草丈が20cm位になったらつるの先端を摘み取ります。この作業は摘心と言って、わき芽の発生を促します。

この時化成肥料を1株当たり30g、株元に施して軽く中耕します。

⑥収穫

わき芽が20cm以上に伸びてきたら、株元から数cmのところで切って収穫します。

その後も順次わき枝が伸びてくるのでそれも収穫できます。株の状態をみて追肥を行い、畑は乾かないように定期的に水やります。