商品発送について

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始業前のピッキングライン

はじめに

トーホクでは全国のお客様にタネを届けております。そのため各地に営業拠点を持ち、地域の実情にあったきめ細かな対応をしています。例えば北海道と沖縄では自然環境は全く違いますから、タネをまく時期はずいぶん違います。また嗜好性も様々ですから、品種構成も大きく異なります。そのため全国一律に商品を発送すればよいというものではなく、地域にあった品種をその地域の自然条件にあったタイミングで届けなくてはなりません。しかも気候条件も毎年同じとは限りません。早くから春めいてきたと思えば遅霜でタネをまき直しする必要がでたり、長雨が続いた後の好天にはみなさんタネを一斉にまきますから充分な量を用意しておく必要があったり・・・・などなど。今回はそのような状況の中でどのようにしてお客様にタネをお届けしているのかを紹介したいと思います。

デジタルピッキングシステム

トーホクでは早くからデジタルピッキングシステムを取り入れてきました。発注内容がコンピューターに打ち込まれていて、そのデータをもとに商品を揃えていくのですが、取扱商品が直線的な棚に並んでいる横を出荷用の段ボール箱が流れて行き、必要商品を必要数だけ入れるように指示が出るようになっているシステムです。

ピッキングラインの開始点。コンピューターに入力されている規格の段ボールをセットします。

その箱に入れるべき商品があればその商品の棚の下に、その箱に入れるべき数量が点滅します。作業者はそれぞれの商品を指定された数だけ段ボールに箱詰めしていきます。そしてライン上の作業者全員のピッキングが終われば段ボールがひとつ分横に移動し、同じように次の箱に入れるべき数字が点滅します。

ピッキングラインの最後まで来ると、お得意様それぞれの必要商品が必要数だけ入ったことになります。

効率的な荷造りのために

その日に発送予定のお客様分の荷物を完成させるためには、わずかの時間ロスも許されません。段ボールの流れをスムーズにしてピッキング処理能力を上げるために、様々な工夫がなされています。例えばその日に必要となる商品を充分量商品棚へ供給しておくことは基本です。

また端数が出た時の瞬時の対応のために準備しておくことや、印刷や糊付けが充分でない不良絵袋を見つけて排除することも作業者の仕事です。わずかの時間を利用して各自の持ち場の商品をチェックし、分かり易く整理整頓しています。

作業の流れに滞りを生じさせないためには、それぞれの作業者の仕事量を均等にする必要があります。どの棚のどの位置にどの商品を置くか、商品棚への配置の仕方は、ピッキングラインを効率よく動かす上で最も重要なポイントです。一つでも多く荷造りができるよう、熟練社員が経験を踏まえて発送地域や季節に応じて棚割りを変更します。

検品

トーホクでは万一のために正しくピッキングが行われたかどうかを検査し、出荷しています。お客様がせっかく畑を準備しているのに目的の商品のタネが欠落していては意味がありません。商品の種類と数量にまちがいがないか、最終的にチェックされ出荷されます。

発送

全国各地に発送するため、毎日大量の荷物が配送業者によって運ばれていきます。

トーホクのお得意先は全国津々浦々にあり、その膨大な出荷のために発送場は常に荷物があふれています。期日までに間違いなくお届けできるよう、地域ごとにまとめて発送準備がなされます。

おわりに

ピッキングから発送までの仕事を受け持つのはみずほの総合センターの業務2部です。この部門は、営業最前線にいる営業部員がきめ細かな対応ができるよう常に商品を確認して出荷できる体制を維持しておかなくてはいけません。そしてお客様の要望をかなえるため、様々な情報を常にキャッチして商品が不足することのないよう、在庫種子を管理する商品管理部や商品絵袋にタネを詰める業務1部と連携を保っているのです。
一方これだけ多くのお客様に間違いなく商品を発送する仕事には、チームワークが不可欠です。各持ち場の作業者が自社の商品をしっかり識別し、一つでも多くの荷物を作ることを考えてお互い補い合いながら行動することが求められます。タネという特殊な商品に対する理解とトーホクの品種に対する自信がこの部門の原動力になっています。