園芸講座❸

連作を避け菜園プラン!

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連作って何ですか?

同じ野菜・同じ科の野菜を同じ場所で続けて栽培することを連作と言います。連作すると病気や害虫の被害を受けやすくなり、また品質の低下、収量の減少など、いわゆる「連作障害」が起こります。そこで毎年栽培場所を変える輪作を行う必要があります。表にある連作を避ける期間・輪作年限を参考に菜園プランを立てましょう。

菜園計画を立ててみましょう!

家庭菜園は、面積が広ければ広いほど野菜を作る計画は立てやすくなり輪作も楽に出来て連作障害の回避も容易になります。しかし、一般の方々の家庭菜園では面積も限られますので毎年違う種類の品種をかわるがわる作付けしてゆく菜園計画(輪作)が必要となってきます。 また野菜の草丈の違いによる日当たりも考慮しなければなりません。野菜による品種の特性と家庭菜園の面積による輪作の1例を記しましたので参考にしてください。

1~2坪(1.8~2.5m四方)の場合

狭い菜園なので一般にあまり多くの品種は作れません。 草丈の高い品種が北側に来るように特に日当たりに注意してください。

3~4坪(3~3.6m四方)の場合

1~2坪の時よりもやや大型の野菜が栽培できます。 同じく日当たりに注意しましょう。

5~6坪(4~4.4m四方)の場合

野菜の種類もずっと増えます。 また栽培期間の長い品種も作れるようになります。

10坪(約5.7m四方)の場合

この位の広さになれば理想的です。 家庭菜園を思いっきり満喫して下さい。