ビーツ
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①栽培特性
ビーツはダイコンやカブと同じような種類と思われがちですが、実はホウレンソウと同じアカザ科の野菜です。砂糖の原料となる砂糖大根(シュガービーツ)と区別してテーブルビーツと呼ばれています。冷涼な気候を好む野菜で、春まきと秋まきができます。低温でとう立ちしますので春の極端な早まきは避けましょう。
②畑の準備
一般的な元肥量は1㎡当たり堆肥2kg、苦土石灰150g、化成肥料100gです。ただしビーツは酸性土壌を嫌うので必要に応じて苦土石灰は多めにして下さい。
③タネまき
ビーツのタネは皮が硬くて吸水しにくいのでタネをガーゼで包み2~3時間水中に漬けておくと発芽しやすくなります。またビーツは1粒の中に2~3個のタネが入っていますので1粒から2~3本の苗が発芽してきます。タネは1カ所に2~3粒まきますが、それぞれ少しずつ離してまきましょう。
発芽まで10日位かかりますから、その間は土の表面が乾きすぎないように管理します。
④管理作業
生育に応じて間引きをし、本葉が3~4枚までに一本立ちにします。最後の間引きの時に追肥をして、軽く株元に土寄せをします。
⑤収穫
タネをまいてから約70日後、根の直径が5~7cmになった頃が収穫適期です。