コスモス

 

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植物の特徴

やせた土壌でもよく育つ、丈夫でとても作りやすい草花です。本来は日長が短くなった秋に花が咲く短日植物ですが、改良されて日長に関係なく花が咲き、早くから楽しむことができるようになっています。

花壇の準備

日当たりと水はけの良い場所を選びます。花壇には苦土石灰、腐葉土、少量の有機質肥料を施してよく耕しておきます。肥料は少ない方が草丈が低く倒れにくくなります。

タネまき

花壇に直接タネを播くこともできますが、ポットで苗を作った方が確実です。ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから1cm位の深さにまき穴をあけ、1カ所に3〜4粒ずつタネをまきます。

バーミキュライトなどを使って覆土し、ていねいに水やりして発芽まで乾かさないよう管理します。

間引き・苗作り

発芽したら本葉2~3枚の頃に1カ所1本に間引きします。

ハサミなどを使って間引くとよいでしょう。

植え付け

ポットで苗を育てた場合、本葉3~4枚の頃に植え付けます。株間は約20cmが適当です。

日常管理

摘心するとわき芽が出て、高くならずに花数も増えます。摘心する場合は、本葉6~8枚のなるべく小さい苗のうちに行います。

乾燥には強いので花壇では水やりの必要はありません。プランターや鉢植えの場合は、表面が乾くようならしっかりと水をやります。