フウセンカズラ
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植物の特徴
巻きひげを絡ませながら1~2mほどの長さに繁茂するつる性の一年草。夏に白い小さな花を咲かせ、その後膨らんだ風船状の果実を楽しみます。繊細な草姿と、風に揺れる果実は涼しげで、グリーンカーテンによく利用されます。
花壇の準備
日当たりと水はけの良い場所を選びます。花壇には苦土石灰と腐葉土、少量の有機質肥料を施してよく耕しておきます。つるが伸びるので高さを確保しておきます。
タネまき
通常花壇などに直接タネをまきます。株間は約20cmで1カ所に2〜3粒ずつタネをまきます。発芽適温が高いので、十分暖かくなってからまくようにしましょう。
ポットで苗を育てて植えることもできます。直径9cmのポットに市販の培養土を詰め、約1cmの深さにタネを2〜3粒ずつまきます。
最初はしっかりと水をやり、発芽まで乾かさないように管理します。
間引き・苗作り
発芽には15日位かかるのでその間は乾燥させないように管理します。発芽したら本葉2~3枚の頃に1本に間引きします。
植え付け
ポットで苗を育てた場合、本葉4~5枚の頃に植え付けます。株間は20cm程度が適当です。
活着後は成長が早いので、早目に支柱を立ててネットなどに絡めながら誘引します。
白い小さな花が咲いた後に、ふうせん状の果実が成ります。
ひと口メモ
秋に果実が熟して茶色に変わると、中から全体は黒で一部白いハート模様の入った可愛らしい丸い種子がとれます。