ヒマワリ
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植物の特徴
暑さには強いですが寒さは苦手です。また根が地中深く真直ぐに伸びていく直根性の強い植物ですので移植を嫌います。ポットで苗を育てて植え替える場合は、なるべく小さいうちに植え付け、また植えつけ時には根をいじらないように注意します。
茨城県筑西市のあけのひまわりフェスティバルにおける東北八重ひまわりの開花の様子
花壇の準備
日当たりと水はけの良い場所なら特に土質は選ばない丈夫な植物ですが、有機質に富んだ肥沃な土で見応えのあるきれいな花を咲かせます。根が深くまで伸びるので、堆肥などを多めに施し、深くまでしっかり耕しておきます。
タネまき
直根性の強い植物ですので花壇やプランターに直接タネをまきます。発芽適温が25℃前後ですから、遅霜の心配もなくなる5月頃の暖かくなってからタネをまきます。
それより早くタネをまく場合は、ポットなどにまいて暖かい場所で発芽させます。
ヒマワリは日光が発芽を抑制する嫌光性(暗発芽性)種子ですので、1cmの深さにタネをまき、しっかりと覆土します。最初はしっかりと水をやり、発芽まで乾かさないように管理します。
間引き・苗作り
発芽まで土が乾かないように水を与えます。発芽して本葉が2~3枚の頃までに生育の良い株を残すように間引きし、1カ所1本にします。
ポットで苗を育てる場合、肥料が切れないように液体肥料(1000倍希釈)を水やりの時に定期的にやります。
植え付け(ポット育てた場合)
ポットで苗を育て移植する場合は、本葉3~4枚頃が植え付け適期です。花を大きく咲かせたい場合は株間を30cm位に広くとり、小さな花を咲かせたい場合は株間を15~20cmで植え付けます。
日常管理
本葉5~6枚の頃に摘心すると脇芽が伸びていくつもの花が咲きます。また密植すると草丈が抑えられ、1茎に1花の1本立ちとなり、切り花に最適な草姿になります。
晴天が続くと葉が枯れて落ち始めますので、株元に敷きわらなどをし、土が乾くようなら定期的に株元にたっぷりと水をやります。草丈が高くなる品種は成長に伴って茎が倒れたり曲がったりしますので、様子を見て支柱を立てます。
雨が続くとべと病が発生することがあります。マルチや敷きわらなどを株元にして予防します。高温乾燥が続くとハダニやコナジラミなどがつくことがあります。定期的に農薬を適切に使って防除します。
東北八重ひまわりを使って、ゴッホのひまわりを真似てみました(笑)。