ヒョウタン

 

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植物の特徴

日本には縄文時代に伝わり、古くから容器や装飾品などに加工して利用されてきました。生育旺盛でつるを伸ばして成長しますので最近はグリーンカーテンとして利用されています。果実は苦味があり、中毒を起こすので決して食用してはいけません。

花壇の準備

連作障害が出ますので、一度栽培したことのある場所はなるべく避けます。花壇には1㎡当たり苦土石灰100g、たい肥2kg、化成肥料50gを施し、よく耕しておきます。

タネまき

9cm以上のポットに市販の培養土を詰め、1~2cmの深さにタネを2〜3粒ずつまきます。

最初はしっかりと水をやり、発芽まで乾かさないように管理します。発芽適温が25℃前後と高いので暖かくなってからタネをまきます。

間引き・苗作り

発芽したら順次間引きして、本葉2~3枚までに1カ所1本にします。

植え付け

本葉3~4枚の苗を植え付けます。

植え付けは遅霜の心配がなくなってからにします。早く植え付けた場合はホットキャップなどを利用して寒さを防ぎます。株間は1m位が適当です。

日常管理

つるが伸びる前に早目にしっかりした支柱を立て、絡ませながら伸ばします。下の方の子づるは摘み取り、棚の高さまで来たら子づるを広げるように伸ばしていきます。

子づるから伸びる孫づるに雌花が咲き、果実が成ります。果実が成りだしたら株の様子を見て追肥します。

ヒョウタンで遊ぼう

充分に熟したら収穫し、中の種子を取り出しやすいように好きなところに穴をあけてから水に浸けておきます。

中身が十分柔らかくなったら水で洗い流し、よく乾燥させます。その後は色々なことに使って楽しみます。