インパチエンス

 

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植物の特徴

開花期間が長く、初夏から晩秋まで楽しむことができます。また生育が旺盛で雨にも強く丈夫な草花ですので非常に育てやすいのが特長です。

花壇の準備

半日陰を好む植物ですので、建物の陰になる花壇など日当たりのよくない場所でもよく育ちますが連作は避けます。また酸性土壌でも比較的よく育ちますから、石灰を施す必要はありません。

タネまき

ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから1~2mm位の深さのまき穴をあけ、タネを数粒ずつまきます。

まき終えたらバーミキュライトなどを使ってタネが隠れる程度にうすく覆土し、ていねいに水をやります。発芽まで乾燥させないように管理します。

苗作り

発芽したらピンセットなどを使ってていねいに間引きを行い、本葉4~5枚までに1カ所1本にします。

植え付け

本葉5~6枚の苗が植え付け適期です。株間は20cm位が適当です。

日常管理

肥料が切れると花数が少なくなってきます。1000倍程度のうすい液体肥料を水やりの時に2週間に1度程度与えます。

盛夏前に切り戻して夏を越すと、秋に再び咲き出します。わき芽を残すように切り戻します。

根にネマトーダというセンチュウが寄生してこぶを作ることがあります。終わった後の引き抜いた株の根にこぶがあれば、花壇から持ち出し処分します。