カイザイク

 

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植物の特徴

オーストラリア原産で原産地では多年草ですが、日本では冬に枯れるので一年草です。寒さにあまり強くないので暖かい場所で栽培します。生育旺盛なので十分な株間をとって植えましょう。なお肥料が多いと花付きが悪くなります。カサカサとした花弁で、ドライフラワーに最適です。

花壇の準備

日当たりと水はけの良い場所を好みます。花壇には多めの腐葉土と苦土石灰、少量の有機質肥料を施しよく耕しておきます。

タネまき

ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから1~2mmの深さにまき穴をあけ、1カ所に4〜5粒ずつタネをまきます。

まき終えたらバーミキュライトなどを使ってタネが隠れる位にうすく覆土します。発芽まで乾燥させないように管理します。

間引き・苗作り

本葉2〜3枚で1カ所1本に間引きます。ピンセットなどを使ってていねいに間引きます。

植え付け

本葉5〜6枚の頃に20cm間隔に植えつけます。60cmプランターなら3〜6株位が良いでしょう。

帝王かいざいくの植えつけ適期の苗

姫かいざいくの植えつけ適期の苗

乾燥気味を好む植物ですから、根付けば頻繁に水をやる必要はありません。プランターの場合は表面が乾くようならたっぷり水をやるようにします。

日常管理

茎が伸びてきたら先端を摘み取ります。わき芽が伸びてきたらこれも摘心をすることで茎数を増やししっかりとした草姿となります。寒さにはあまり強くないので寒い地域では、霜よけなどして越冬させます。

暑さには耐えますが、高温乾燥が続くとハダニが発生することがあります。農薬などを適切に使って防除します。

カサカサとした感触の花びらで、ドライフラワーによく利用されます。摘み取ったらなるべく早く風通しの良い日陰に吊り下げて乾燥させます。