ルピナス

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暑さは苦手で寒さに強いマメ科の草花です。一般的には秋にタネをまいて翌年花を咲かせます。

日当たりと水はけの良い場所を好みます。花壇には多めの腐葉土と苦土石灰、少量の有機質肥料を施しよく耕しておきます。

ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから6～7mm位のまき穴をあけ、1カ所に数粒ずつタネをまきます。

連結ポットでもビニールポットでもどちらでも育てられます。

まき終えたらバーミキュライトなどを使ってタネが隠れる位にうすく土をかけ、発芽まで乾燥させないように管理します。

発芽したら本葉2〜3枚までに1カ所1本に間引きます。

ハサミを使って根元を切って間引いてもよいです。

本葉3～4枚の頃に植え付けます。

植え付け適期の苗。

株間は30cm程度が適当です。

直根性で移植を嫌う性質ですから、根を傷つけないようにていねいに植えます。

過湿にすると根ぐされをおこすので乾燥気味にし、水は土の表面が完全に乾いてからやります。寒さにはよく耐えますが、霜柱が立って株が持ち上げられないよう管理します。

穂全体が咲き終わったらつけ根から切り取り、種子をつけさせないようにします。そうするとわき芽が伸びて再び花を楽しむことができます。