マーシュ

 

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①作物特性

地中海原産のソフトな味と食感が魅力のミニ野菜です。生育期間が短く、クセのなくやわらかい若葉を摘んでサラダなどに利用できるので家庭菜園に適しています。暑さが苦手ですので盛夏は避けます。冬は暖かく管理すれば越冬できますから長く楽しめる品目です。過湿を嫌いますので水のやりすぎには注意します。また寒い時期にタネをまくと春に花が咲いて葉が硬くなり食味が落ちる場合があります。病害虫ではアブラムシが付きやすいので気を付けましょう。

②畑の準備

特に肥料分を施す必要はありません。1㎡当たり苦土石灰150gを全面に散布してよく耕しておきます。

③タネまき

深さ約1cmのまき溝を作り、タネをすじまきし、軽く土をかけます。

最初はタネが流されないようにジョウロなどで優しく水をやります。

④管理作業

芽が出てきたら生育に応じて混み合っている部分を中心に間引きします。

間引き菜は汁の実などに利用します。

間引き菜は汁の実などに利用します。

⑤収穫

草丈が5cm位になったら収穫を始めます。

株ごと抜いて利用しても良いですし、もう少し大きくしてやわらかい葉やわき芽を順次摘みながら利用することもできます。

⑥プランター栽培

プランターでも容易に栽培できます。栽培には市販の培養土を用いましょう。