マツバボタン
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植物の特徴
多肉質の葉で、地面を這って広がります。タネが小さく、苗作りがめんどうですが、やせ地でも丈夫に育ち、花壇の縁取りなどにも好適な草花です。
花壇の準備
日当たりの良い乾燥気味の場所を好みます。日当たりの悪いじめじめした場所では株が腐ってしまいます。花壇には苦土石灰、腐葉土、少量の有機質肥料を施しよく耕しておきます。
タネまき
ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから1~2mmの深さのまき穴をあけ、1カ所に数粒ずつタネをまきます。
水やりでタネが流されないように、まき終えたらバーミキュライトなどを使ってごくうすく土をかけ、発芽まで乾燥させないように管理します。マツバボタンは発芽に光が必要な好光性種子です。土のかけすぎは禁物です。
間引き・苗作り
発芽して本葉が出てきたら本葉2〜3枚で1カ所1本に間引きます。
タネが細かく、芽生えも小さいので最初はセルトレーなどにタネをまいてポットに移植して苗を育てることも有効です。
植え付け
本葉5~6枚の頃に植え付けます。
株間は20cm程度が適当です。深植えにならないように植えましょう。
日常管理
乾燥に強いので花壇では水やりの必要はほとんどありません。プランターなどでは土が乾いたら水をやりますが、根腐れを起しますのでやり過ぎないようにします。
病気も害虫もほとんど問題にならない植物です。ただし梅雨の時期は病気の原因にもなりますので、開花後の花がらは早目に取り除きましょう。