サルビア
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植物の特徴
栽培が容易な草花です。萼も美しく色づき、花が散ったあとも鑑賞できるので長く楽しめます。夏の涼しい地域では花色がより美しくなりますが、霜や凍結に弱い一年生です。
花壇の準備
日当たりの良い水はけのよい場所を選びます。花壇には苦土石灰と多めの腐葉土、少量の有機質肥料を施し、よく耕しておきます。肥料が切れを起こさないように腐葉土は多めに施し地力を高めておきましょう。
タネまき
発芽適温が20~25℃と高いので、暖かくなってからタネはまきます。ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから5mm位の深さのまき穴をあけ、1カ所に3~4粒ずつタネをまきます。
まき終わったらバーミキュライトなどを使って覆土しますが、好光性種子(明発芽性)ですから、覆土はごく薄くします。発芽まで7~8日かかります。水やりはていねいに行い、発芽まで乾かさないよう管理します。
間引き・苗作り
発芽したら本葉2~3枚の頃に1カ所1本に間引きします。
植え付け
本葉7~8枚で植付けます。株間は20cm程度が適当です。
ポットで育てた植えつけ適期の苗。
6×6穴連結ポットで育てた植えつけ適期の苗。
日常管理
土の表面が乾き始めたらしっかりと水をやります。土の水分が切れると生育が劣り枯れ上がってきますので注意が必要です。
咲き終わった花穂は適時切り取ると、わき芽が伸びてきて咲き続けます。開花期間を長く保つために、肥料が切れないように1カ月に1回程度、IB化成を数粒株元に施します。