

●特性
ニンジンが苦手な子供にも食べてもらいたい品種です。香水にもなる「ブルガリアンローズ」の香り成分のひとつ、β-ダマセノン含有量が従来品種に比べて多く、クセがなくフルーティな味わいが特長です。
(東洋大学下村講一郎名誉教授との共同開発品種)
●発芽適温
15~25℃
●生育適温
15~25℃

●栽培方法
畑には1㎡当たり、堆肥2kg、苦土石灰100g、化成肥料80gを施し、良く耕してうねは水がたまらぬように平らにします。約1cmの深さにタネをすじまきし、薄く土をかけ手のひらで軽く鎮圧します。ニンジンは発芽に光が必要な好光性種子ですので、タネまき後の土かけは薄くします。
生育に応じて間引きを行い、本葉3~5枚頃までに10cmの株間に揃えます。最後の間引きの時に1㎡当たり20gの化成肥料を施し、風で苗が振り回されないように軽く土寄せします。
発芽まで10日位かかりますから、その間は乾燥させないよう注意し、間引き後の株間を一定にすることと、初期の雑草防止が栽培のポイントです。タネまきから110日前後で、15~18cmのニンジンが収穫できます。