ブロッコリーの病気・害虫・生理障害 小 大 文字サイズ 黒腐れ病 病気 【黒腐れ病】 雨の多い時に発生し、葉の周辺から黄色くなってくるのが特長です。風雨によって土のはね返りで感染します。病気に侵された葉は二次感染の伝染源になりますので、早目に畑から持ち出し処分します。 黒斑細菌病 病気 【黒斑細菌病】 雨などのはね返りによって侵入して起こる病気です。台風などの風雨で株が傷ついた場合などに多発します。病気に侵された葉が二次的な伝染源になるので、病気に罹った葉は摘んで早目に畑から除去しましょう。 べと病 病気 【べと病】 葉の裏に灰色のカビが生える病気です。気温が15~20℃位で多湿条件が重なると発生しやすく、カビから胞子が飛び周囲に伝染して広がっていきます。収穫物の花蕾にも黒変する病状を示す場合もあります。陽当たりと風通しを良くすることが大事です。 ヨトウムシ類 害虫 【ヨトウムシ類】 成虫が卵をまとまって生み落とし、孵化した幼虫が集団で食害を始めます。短期間に葉脈を残して食べつくされることもあるので見つけ次第早急に駆除する必要があります。 ホウ素欠乏症 生理障害 【ホウ素欠乏症】 植物の生育、特に細胞壁の形成に必要なホウ素の欠乏によって引き起こされる生理障害。亀裂が生じてその後コルク化してかさぶたのようになりますが、食用に問題ありません。畑の肥料成分のバランスが崩れている可能性があります。堆肥などの積極的利用が有効です。