キュウリの病気・害虫・生理障害 小 大 文字サイズ うどんこ病 病気 【うどんこ病】 雨の少ない乾燥した条件で発生しやすい葉の表面に小麦粉をふったように白いカビが生える病気です。カビが風で拡散され株全体に被害が広がると、光合成が充分できなくなり、曲ったり太くなれない果実ばかりになります。発生した葉は摘み取り、風通しをよくしましょう。 褐斑病 病気 【褐斑病】 葉に大型の斑点が発生する病気。収穫が進み、草勢が衰えてくる中盤以降に発生が増えてきます。成り疲れを回避するため適切な追肥で草勢を維持し、下葉など古い葉を摘むなどして予防します。 べと病 病気 【べと病】 湿度の高い梅雨時に発生しやすい病気で、病気が進行すると収穫量も減少します。黄色く変色した病斑の裏にはカビが生えており、風で飛ばされて周りに被害を広げていきます。高うねにして密植を避け、葉が混み合って来たら摘葉をして風通しを良くするなどが有効です。 ハモグリバエ類 害虫 【ハモグリバエ類】 葉の表面に絵を描いたような模様が現れますが、ハエの一種の幼虫が葉の中で食害しながら進んでいった形跡です。放置しておくと葉全体が食害され、収量も減少しますので、見つけたら形跡の先端に居る幼虫を指で押しつぶします。 芯焼け症 生理障害 【芯焼け症】 植えつけた後、根がまだ十分に張ってない状態で植物体の水分が不足した時に起こる障害で、生長点付近の葉が焼けたようになり、葉の展開も一時的に止まります。植えつけ後は根がしっかりと張るまではジョウロなどで株元にていねいに水をやりましょう。