カボチャの
Q&A
つるは元気に伸びていますが 果実が大きくなってきません。
一つは肥料が効きすぎて茎や葉ばかり大きく育ち、逆に実は着かない「つるボケ」現象です。最初に施す肥料をずっと少なくし、株の様子を観察しながら肥料を足していく方法で栽培しましょう。もう一つは受粉の失敗の可能性です。人工授粉を行い、確実に着果するようにしましょう。
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収穫期の目安を教えてください。開花日が分からなくなりました。
果実のついている茎元が茶色に変わり、亀裂が入ってコルク状になってきたら収穫期に達しています。
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収穫できる位の大きさになっていますが、 果実の上が灰色に変わり少しへこんでいます。
強い日差しで果実の表面が焼けてしまったのが原因です。梅雨時など、何日も太陽が照らない日が続いた場合、カボチャの果実表面が軟弱になっています。そのような状態で晴天になって急に強い日差しを受けると、果実が対応できなく表面組織が壊れて灰色になる訳です。日焼けを防ぐには、果実が大きくなる時期に曇天が続くようなら、あらかじめ果実の上に新聞紙などを置いて日除けすると良いです。
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うどんこ病です。草勢が弱まる果実が着いてきた頃から発生します。注意して観察し、追肥で草勢を維持することや、農薬などを適切に使った早目の防除が有効です。
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同じつるから収穫しましたが、味が違います。どうしてですか?
つるの勢い不足が原因です。栄養状態が充分であれば同じような充実度で味が異なることはありませんが、不充分な場合はつるの元に着いている果実(元成り果と呼びます)が充実が良く、つるの先に着いている果実が不良になるケースがあります。大玉品種で起こりやすく、ミニカボチャではあまりこのようなことは起こりません。
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カボチャには種類があると聞きました。種類の違いを教えてください
食用にするカボチャには大きく西洋カボチャと日本カボチャ、そしてペポカボチャがあります。西洋カボチャはホクホクとした粉質で甘みのあるカボチャで、一般的に市場で売られているのはほとんどこの西洋カボチャで、果実色は濃い緑色でチラシ斑がありますが、青皮や白皮、赤皮などの品種もあります。日本カボチャはやや粘質気味の食味で、煮物や揚げ物などに向きます。高温多湿に耐える性質があり、昔から地方独自の品種が作り続けられて受け継がれている場合が多いです。ペポカボチャには様々な品種があり、ズッキーニはペポカボチャですし、そうめんカボチャもこの種類です。このほかにも色や形が様々なものがあり、おもちゃカボチャとして栽培されている場合もあります。
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