ベニバナ
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植物の特徴
染料や口紅の原料に用いられてきた一年草の花です。葉にトゲがありますが、丈夫で作りやすく、初めは鮮やかな黄色の花が徐々に赤色になります。
花壇の準備
高温乾燥を好みます。根張りが悪いので水はけの良い肥沃な場所を選び、花壇には多めの腐葉土と苦土石灰、少量の有機質肥料を施しよく耕しておきます。酸性土壌を嫌うので植えつけ前には必ず苦土石灰を施します。肥料が多すぎると倒伏しやすくなるので注意が必要です。
タネまき
ポットに市販の培養土を詰め、1cmの深さに1カ所に数粒ずつタネをまきます。
最初はしっかりと水をやり、発芽まで乾かさないように管理します。
ポットにタネをまいて育てることもできます。
間引き
発芽したら本葉2~3枚の頃に1カ所1本に間引きします。
ピンセットやハサミを使ても良いでしょう。
植え付け
本葉5~6枚の頃に植えつけます。
植えつけ適期の苗。
株間は20cm程度が適当です。
日常管理
秋まきの場合、冬に霜が降りる所では霜よけをします。アブラムシが発生しやすいので防除します。
茎が伸びてきたら倒れないように支柱を立てて誘引すると良いでしょう。
最初は黄色い花色がその後徐々に赤色に変わっていきます。ドライフラワーに最適な花です。
ひと口メモ
紅花の種子をしぼった油は紅花油として利用されています。