ケイトウ

 

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植物の特徴

丈夫で育てやすく、日本のような高温多湿の環境によく適応した花壇に最適な草花です。また切り花としても重宝します。

花壇の準備

日当たりと水はけのよい場所を選びます。花壇には苦土石灰と多めの腐葉土、少量の有機質肥料を施してよく耕しておきます。

タネまき

発芽適温は20~25℃と比較的高いので暖かくなってからタネをまきます。ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから5mm位のまき穴をあけ、1カ所に4〜5粒ずつタネをまきます。

ケイトウは嫌光性種子ですので、まき終わったらバーミキュライトなどを使って種が隠れる程度に必ず覆土し、その後は発芽まで乾かさないように管理します。

間引き・苗作り

発芽したら本葉2~3枚までに1カ所1本に間引きします。

ピンセットなどを使ってていねいに行います。

植え付け

本葉5~8枚の頃が植え付け適期です。

株間は約15cm間隔が適当です。

移植を嫌う種類ですので、ポット苗を植え付ける時には根を傷めないようにします。

日常管理

開花後に切り戻すとわき芽が伸びてもう一度楽しむことができます。

久留米けいとうなど、草丈の高い品種は支柱を立ててやると倒れるのを防げます。また切り花にする際は肥料を控えておきましょう。