チドリソウ

 

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植物の特徴

草丈は1m近くになり、高く伸びた花穂にいくつもの花が着き、見応えのある切り花になります。5月から7月にかけてが花の見頃で、雨の季節と重なりますが、落ち着いた雰囲気の切り花として楽しめます。

花壇の準備

連作を嫌う種類ですから栽培する場所は毎年変えます。日当たりと風通しが良く、水はけのよい場所が適しています。花壇には、苦土石灰と腐葉土、少量の化成肥料を施しよく耕しておきます。

タネまき

ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから3~4mmのまき穴をあけ1カ所に4〜5粒ずつタネをまきます。

光を感じると発芽しにくい嫌光性(暗発芽性)ですので、しっかりと覆土します。

ていねいに水やりして発芽まで乾かさないように管理します。

間引き・苗作り

発芽したら本葉2〜3枚で1カ所1本に間引きます。

植え付け

本葉4~5枚で植付けます。

株間は15cm位が適当です。直根性移植を嫌う性質ですから、根を傷つけないようにていねいに植えます。

日常管理

春になって茎が伸びてくると風などで倒れるのを防ぐぐため、支柱を立てひもなどで支えます。