ナスターチューム

 

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植物の特徴

春にタネをまいて初夏から秋まで長く楽しめる草花です。高温多湿に弱いので、風通しよく管理する必要があります。つる性で、約30cmほど伸びますのでハンギングバスケットなどに最適です。

花壇の準備

日当たりと風通しが良く、水はけのよい場所が適しています。花壇には、苦土石灰と腐葉土、少量の化成肥料を施しよく耕しておきます。やせた土の方が花付きが良いので肥料のやり過ぎには注意します。

タネまき

ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから1cmのまき穴をあけ1カ所に2〜3粒ずつタネをまきます。タネは一晩水煮浸けておくと発芽しやすくなります。

光を感じると発芽しにくい嫌光性(暗発芽性)ですので、覆土はしっかりとします。発芽まで乾かさないように管理しますが、乾燥に適した植物ですので、育苗中の水のやり過ぎには注意しましょう。

間引き・苗作り

発芽したら元気の良い株を残して1カ所1本に間引きします。

植え付け

本葉が数枚以上になったら植え付けます。

間隔は約20cmが適当です。植え付けは霜の心配がなくなってからにします。

日常管理

暑さを嫌う植物ですからハンギングなどで楽しむ場合、暑さの厳しい真夏は風通しの良い明るい半日陰で管理して楽しみます。

また肥料を与えすぎると葉ばかり茂り、花付きが遅くなるので注意しましょう。

エディブルフラワーとしてサラダや彩りに利用されます。また独特の香りはアブラムシなどを遠ざけることから、コンパニオンプランツとしても利用されています。