パンジー・ビオラ

 

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植物の特徴

寒さに強く、秋から冬にかけて花壇に花が少なくなる時期にも咲き続けてくれるありがたい草花です。

8月中にまけばほぼ年内に咲き出しますが、暑さには弱いのでタネまき時期の暑さ対策がポイントです。気温が高い時期にタネをまく場合、発芽まで室内など涼しい場所に置くなど工夫が必要です。

花壇の準備

日当たりの良い場所を選びましょう。鉢やプランター、またリースなどにする場合、定期的に水やりができる様な工夫が必要です。

タネまき

ポットに市販の育苗培土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから約5mmの深さにまき穴をあけます。ピンセットなどを使って1カ所に2~3粒ずつタネをまきます。

まき終えたらバーミキュライトなどを使ってタネが隠れる位にうすく(1~2mm)覆土します。発芽まで乾かさないように管理します。

間引き・苗作り

30℃以上の高温では発芽力が低下します。約1週間で発芽が始まりますから、それまで気温が高い場合は直射日光が当たらない風通しの良い場所に置きます。

本葉2~3枚までに、ピンセットなどで1カ所1本に間引きします。

育苗中はポットの表面が乾くようなら軽く水をやりますが、タネが流れないように、水は霧状にしてていねいにやります。

植え付け

タネまきから40日程度で、本葉が4枚以上になったら植え替え時期です。

ポットからていねいに抜き取り花壇や鉢、プランターに植え替えます。

日常管理

厳しい寒さが来るようならべたかけ資材などをかけて防寒します。プランターや植木鉢などで育てる場合は、肥料が切れないように1カ月に1回程度、有機質肥料を少量株元に施します。

病気の原因にもなるので、花が咲き終わった花がらや古い葉は早目に摘みとります。

ハンギングでの楽しみ方

花壇がなくても花を楽しむことはできます。お好みの品種を選んでハンギングでの栽培に挑戦してみてはいかがでしょう?
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