ペパーミント
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作物特性
シソ科ハッカ属の多年草植物。爽やかな香りとクールな清涼感を漂わせるおなじみのハーブ。消化を促し胃腸の働きを調整するメディカルハーブとしても有名です。ミントティー、サラダやお菓子など様々に利用します。
草丈は50cm程度の高さになり、寒さにも暑さにも強く、育てやすいハーブですが、繁殖力が旺盛で容易に雑草化するので植える場所は慎重に選ぶ必要があります。
畑の準備
花壇に直接植える場合は株が勝手に広がらないように注意が必要で、通常大きめの素焼き鉢などに植えて地面に埋め込むなどします。
酸性土壌を嫌うので苦土石灰を1㎡当たり100g、腐葉土1kg、少量の有機質肥料を施して良く耕しておきます。
タネまき・育苗
タネが細かいのでポットにまいて育てるとよいでしょう。タネまき用の培養土を用いることをお勧めします。1カ所に数粒ずつタネをまき、上からうすく土はかけます。
タネが細かいのでポットにまいた後は、丁寧に水をやります。底面から吸水させても良いでしょう。揃って発芽しにくいい性質で、タネまきから約10日後から順次発芽してきます。
芽が出てきたらピンセットやハサミなどを使って間引きます。
植えつけ
根が十分に張って本葉3~5枚の頃に株間15cm位に植え付けます。初期生育はゆっくりです。水のやりすぎ、過湿に注意します。
管理・収穫
草丈が20cm以上になったら茎の先端を摘み取り利用します。夏に花を咲かせます。花が咲くと香りが一層強くなります。時々肥料を施します。
ランナーを伸ばして鉢から出ていくので根付く前に刈り取ります。
利用
虫よけ効果もあり、刈り取った茎葉を天日で乾燥させ、ゴキブリなど害虫が出そうなところに置くと効果があるとも言われています。