センニチコウ
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植物の特徴
ヒユ科の一年草で、暑さと乾燥に強く、日本の真夏でも丈夫に育ちます。2~3cmの球状の花と呼んでいる鮮やかな色の部分は、実は花弁(花びら)ではなく、苞(ほう)と呼ばれる葉が変化したものです。
開花期が長く夏から秋まで長く楽しめます。お盆やお彼岸にも咲いていることから、切り花は仏花としても重宝します。
花壇の準備
日当たりと水はけの良い場所を選びます。花壇には苦土石灰と多めの腐葉土、少量の有機質肥料を施してよく耕しておきます。肥料が多すぎると葉ばかり茂り、花付きが悪くなるので注意しましょう。
タネまき
ポットに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから5mm位のまき穴をあけ1カ所に4〜5粒ずつタネをまきます。
まき終えたらバーミキュライトなどを使ってうすく覆土します。ていねいに水やりして発芽まで乾かさないように管理します。
間引き・苗作り
発芽したら本葉2〜3枚までに1本に間引きます。
植え付け
本葉5~6枚で植付けます。
株間は15cm位が適当です。植え付けたらしっかりと水をやります。
日常管理
湿度が高いと立枯病などの病気が発生します。乾き気味に管理します。
夏前に一度切り戻すと10月頃まで長く楽しむことができます。
ひと口メモ
千日経っても色あせないという名前の由来通り、ドライフラワーにしても色があせにくく、クラフトアートに利用されています。