園芸講座
白瓜・漬瓜 英名:Oriental pickling melon 植物分類:ウリ科
代表品種:大白瓜
収穫物写真
タネの写真
芽生え写真
本葉が出た頃
近年は農家も農産物をただ作るだけでなく、生産・加工・流通までを一体化する、いわゆる6次産業化の時代と言われています。地域固有の特産野菜を様々な加工品にして販売していく取り組みが盛んですが、市場流通では目にすることが珍しくなったツケウリの仲間が、このように取り上げられている場面が散見されます。郷土の知恵と結び付いた野菜の数々もトーホクは大事に守っていきます。
中級者向き
同じウリ科に属する野菜を数年作ってない畑を選びましょう。
縦に半分に切ってスプーンなどで種子をとり、適当な厚さに切って水にさらすと青臭さがとれます。
果肉やわらかく、歯がぐらぐらした人も食べられることから名前がついたとされる浅漬けに最適な品種。生育旺盛で作りやすく、たくさん収穫できる漬け瓜です。
果肉やわらかく、歯がぐらぐらした人も食べられることから名前がついたとされる浅漬けに最適な品種。夏にサッパリとしてた食感を楽しめる漬け瓜です。
2㎏位になる大型の奈良漬け用漬け瓜。夏の高温や雨に強く栽培容易。しっかりとした果肉で、漬けて形がくずれることもなく、歩留まりも高い優良品種。
果肉やわらかく一夜漬けに最適。夏の暑さに強く、生育旺盛で作りやすい。照りのある濃緑色の果実が早くから成り、次々と収穫できる多収品種。
長野県須坂市沼目地区で育てられた品種。果肉が厚くやわらかいので歯切れが良く、浅漬けや奈良漬けに珍重される白瓜です。耐病性があって作りやすく、夏の雨や高温にも強いのでたくさん収穫できる品種です。
1.0~1.5kgの大型でやわらかく独特の風味。若どりは浅漬けに、しっかり成長した果実は奈良漬けに用い、品質の良い漬け物になります。新潟県の「高田白瓜」の仲間です。
松本市周辺を中心に広く南信地区で育てられているやわらかく、独特の風味が味わえる漬け瓜。耐病性があり、夏の高温や雨にも強く、作りやすい栽培特性です。
長野県南信地方で育てられた、果実が500g前後のやや小型の漬け瓜。夏の雨や高温に強いので作りやすい。独特の風味で果肉やわらかく、主に奈良漬けに利用されます。
果肉硬い奈良漬け用品種。「青皮かた瓜」とも呼ばれる歯切れの良い品種。カリッとした食感で、モリモリご飯が食べられることから名前がついたとも言われています。
九州で育てられた夏や暑さや雨に強い作りやすい漬け瓜。800g~1kgの大きな果実で、果肉はやわらかいので主に浅漬け用ですが、長期の漬け物にも利用できます。
山口県に伝わる品種で、別名「萩つけうり」。夏の暑さや雨によく耐える作りやすい栽培特性。果実はやや小型ながら果肉は厚くち密で、歯切れの良い浅漬け、奈良漬けとなります。
果実表面に10条の縦縞が入る、浅漬け、奈良漬け用漬け瓜。生育旺盛で作りやすく、果実は400~500gのやや小型ですが果肉はち密で厚く、歯切れの良い漬物になります。
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