キャベツの
Q&A
アオムシなどの幼虫がついて困ります。また農薬をなるべく使わず栽培したいのですが、 どうしたらよいでしょうか?
植えて直ぐに防虫ネットをかけることはある程度有効です。この場合、防虫ネットのすそを土に埋めて害虫の侵入をしっかり防ぎましょう。ただし、効果は完全ではありませんから、幼虫を見つけたらすぐに捕殺しましょう。
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結球が進んでも割れないようにする良い方法はありますか? また品種で割れにくい品種があれば教えてください。
土壌が乾燥していると割れにくいので、高うねにすることは効果があります。収穫期が近づいてきたら肥大スピードが思いのほか速くなるので、週末しか農園に行けないのであれば、球を上から押して硬くなっていたら早目に収穫しましょう。なお「おいしいキャベツ」は割れにくい品種です。
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春先、キャベツが丸まらずに花が咲いてしまいました 。わき芽だらけになってしまいました
キャベツはある程度の大きさ(本葉15枚前後)に育ってから低温(一般的に7~8℃以下)を感じはじめ、低温に約2ヶ月間遭遇すると花芽をつけます。秋まきで早くにタネをまくと、寒さを感じて花芽分化する大きさに育ってから冬になってしまい、花芽が分化し、脇芽ができてしまうことがあります。まき時期が早すぎるサインですので、本葉15枚より小さい苗で冬期に入るようまき時期を遅らせましょう。下の写真が限界サイズです。
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キャベツを収穫しましたが、玉の外や中に枯れた葉が混じっています。
生育初期に乾燥が強く、その後の雨で一気に結球した場合や、夏の暑い時期に生育し収穫した場合など、玉の外や中の葉の縁が枯れてしまうことがあります。カルシウム欠乏症と言い、急激に育って肥料をうまく吸えなかった場合や暑さで発症する生理障害です。発症してからの改善方法はないので、生育途中に乾燥が極端に激しい場合は水やりをしましょう。また、収穫期が暑すぎる場合はタネまきのタイミングを調整しましょう。
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秋に寒い日が続いたらキャベツの表面が赤くなってしまいました
キャベツは寒さを感じると葉の中にポリフェノールのアントシアニンを蓄積します。ブドウの色素と同じです。寒さから身を守るための防御反応で、食べても問題ありません。甘さが増している証拠ですので甘いキャベツを楽しみましょう
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秋にキャベツを収穫したがごつごつしている
夏まきでまだ暑い季節にキャベツを育てるとごつごつしたキャベツになってしまうことがあります。夏の暑さで葉が正常に伸びられなかったことが原因です。より涼しい時期に育つようにタネまき時期を遅らせましょう。
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株元から切られたようです。キャベツの害虫を教えてください
植えつけ直後に地際部で茎を食害されたら、土中に灰色のネキリムシ(カブラヤガの幼虫)がいます。株もとの土中を丹念に探し、捕殺しましょう。
キャベツによくつくアオムシは、モンシロチョウ以外にヨトウムシ類、ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)、タマナギンウワバ等多くの種類があります。キャベツの中心の新しい葉が出てくる部分(生長点)に穴が開いていて、しばらくして脇芽だらけになってしまった場合は、シンクイムシ(ハイマダラノメイガの幼虫)に生長点を食害されている可能性が大きいです。
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