キュウリの
Q&A
曲がった果実が成ります。 どのようにしたら良いのでしょうか?
草勢が弱いことや、日照不足や畑の乾燥などが原因で発生します。化成肥料を追肥して草勢を回復させなければいけません。また、曲がっている花や幼果は早めに摘果して株への負担を防ぐとともに、株元に水やりをして土壌水分を適正に保ちます。逆に、株の勢いが強くても曲がり果が増加する場合もあります。その場合は芯つみや葉かきを行い、株の勢いを弱めると良いでしょう。
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収穫がすすむにつれて尻の太い 果実が発生してきました。どのような対策をすればよいのでしょうか?
日照不足や肥料不足による草勢の低下が原因です。混み合っている場合は葉かきや尻の太くなった幼果を早めに摘果して株への負担を防ぐとともに、化成肥料の追肥と水やりが必要です。
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30cm位になっても緑色で果実が硬くしっかりしているなら食べることができます。皮をむいて中のタネの入っているやわらかい部分をスプーンでかきとり、利用します。ただし写真の左端の様に黄色に変わってしまったものは無理です。
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果実がスーパーで売っているような光沢がなく、白い粉がついています。
キュウリの果実には本来ブルームと呼ばれる白い粉が着いているものです。これはキュウリ自身が自らの果実を守るために分泌している天然物質です。しかし市場出荷向けのキュウリ農家は、光沢がある果実(ブルームレスキュウリ)を収穫するために特定のカボチャ品種に接ぎ木して栽培しています。ブルームレスキュウリは、市場でも目を引きますし、ブルームを農薬と勘違いする一般消費者に向けては評判が良かったのですが、その一方で果皮が硬く、歯切れが悪いとも言われています。家庭菜園では、一般的に接ぎ木などしませんから、キュウリ本来のブルームの果実が成ります。ブルームは口にして問題となる物質でもありませんし、水で簡単に洗い流せます。安心して歯切れの良いキュウリ本来の味をお楽しみ下さい。
左がブルームレス台木で育てられたキュウリ果実。右が接ぎ木しないで育てたキュウリ。
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カボチャやスイカは 人工授粉交配しなくてはいけないと聞きますが、キュウリは必要ないのですか?
キュウリは受粉しなくても果実が肥大する性質(単為結果性)を持っています。人工授粉の必要はありません。
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地ぎわから茎が割れて茶褐色になっています。
キュウリつる割れ病です。連作が原因ですので2~3年ウリ科野菜の栽培を避ける必要があります。
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