園芸講座
根深葱 英名:Green onion 植物分類:ヒガンバナ科
代表品種:根深一本太ねぎ 白扇
収穫物写真
タネの写真
芽生え写真
本葉が出た頃
ネギは日本での栽培の歴史は古く、元来は薬用植物として使われていたようです。色々な品種が全国各地で発達し、薬味としてだけでなく、様々な料理に使われて現代まで受け継がれてきました。健康ブームも相まって今では周年なくてはならない主役級野菜の一つになっています。トーホクのネギ品種、特に根深ネギシリーズは業界でも一目置かれている品種揃いです。
中級者~上級者向き
連作は避け、栽培する場所は毎年変えましょう。
繊維に沿って縦に切ると甘味が、逆に横に切ると辛味が立つと言われています。
やわらかく美味しい一本太ねぎの定番種。白身が長くち密な肉質で食味が良い。太りが良く、夏の暑さや冬の寒さに強く旺盛に育ち、葉折れも少なく、収量も期待できます。
べと病やさび病などの病害によく耐え、太りよく収量のあがる早生品種。草姿立性で葉折れしにくく、作業性にも優れて作りやすい。肉質ち密でみずみずしく食味は極めて良い。
春先のとう立ちが遅く、長期間収穫できる極晩抽性根深一本太ねぎ。特に栽培の難しい春から初夏どりでやわらかい良質のネギが収穫でき、直売所出荷でも好評です。
下仁田ねぎのとろとろのやわらかさと加熱で驚くような甘さとなる特長を引き継いだ肉厚系。暑さによく耐え夏越し率も高く、軟白部は長さ約20cmで、太さが4cm近いボリュームです。
肉質軟らかく風味の良い品種。特に加熱で甘みが増し、やわらかく繊維質を感じさせない滑らかな食感となり、すき焼や鍋物には欠かせない。群馬県下仁田地方の特産。
小さいうちは葉ねぎとして利用し、大きくなれば10数本に分けつして根深ねぎとして利用できる汎用性のある品種。トウ立ち遅く4月までやわらかく利用できます。
長野県松本郊外で育てられた伝統的な品種。積雪地の雪の下でもよく耐え、寒冷地での越冬性にも優れます。やわらかく極めて甘いのが特長の一本太ねぎ。
積雪地や寒冷地の雪や厳しい寒さによく耐えて冬越しできる一本太ねぎ品種。寒さで甘みがどんどん増して、やわらかく風味の良い極めておいしいねぎに仕上がります。
生育早く、春にタネをまいて秋~冬に収穫できる一本ねぎ。ち密で高品質な白身は伸びが早く、みずみずしくおいしく仕上がります。病気に強く、生育揃いも抜群に良い。
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